本格・味噌仕込み

こんにちは、チカです。
現在、リーダー節子ママのもと、『いなか味噌せつこ』の仕込みの真っ最中。
内山農産のお味噌は、“米味噌"です。
米味噌とは、麹(こうじ)に米を用いて造った味噌のことで、材料は大豆
製造3日目の工程。
午前と午後の2回、室(むろ)の中の米麹を細かくほぐして、かくはんします。
※「室」とは、麹菌を育成させるための専用の機械。
製造4日目。
2日前から水に浸していた自家産大豆「十五夜豆」をセイロに入れて、蒸かします。
出来上がった米麹を室から出して"木枠"の中に移し、ほぐして塩と混ぜます。
塩と混ぜた米麹は、ひとまず木枠内の半分側に寄せておきます。
蒸しあがった十五夜豆は、熱々のうちにミンチ機に入れてつぶします。
蒸しあがった十五夜豆
加工室内には、豆のあま〜い良い香りが立ち込めていて素敵な空間!
十五夜豆の甘さが、香りから分かるんです(^-^)。
つぶした豆は、木枠の中の空いているスペースへ。
つぶした豆
米麹(with 塩)と熱々の豆。味噌って、コラボですよね。
米麹(with 塩)と熱々の豆
麹菌は熱に弱いので、熱々の豆を木杓子でかき混ぜながら、冷まします。
冷まします
適切な温度まで豆が冷めたら、米麹をまぶして混ぜます。
混ぜます
湯冷ましを入れて、味噌をまとめていきます。
味噌の麹菌は空気がお嫌いなので、ギュギュと中の空気を抜いて押し固めます。
団子状にして手で叩いて、中の空気をしっかり抜くことが大事。
押し固めます
味噌の仕込みはダラダラせず、なるべく短時間でやらなくてはいけません。
人手が必要なので、撮影の後に私も手伝いました。
押し固めて団子状にして、しっかり力を入れて叩く。
手が痛くなりますが、美味しい味噌のためならエンヤ〜コ〜ラサ、です。
だって、私を含め、チカ家は『いなか味噌せつこ』を愛しているんですから(^-^)。
最後に、団子状の味噌を味噌樽に詰めていくのですが、ただ入れるだけじゃダメ。
樽の底めがけて思いっきり叩きつけて、空気を抜いて詰めていくのです。
最後に種味噌を加えて、重しをしてOK。
味噌造りの工程は以上で終了!あとは味噌の熟成を待つばかり〜。
美味しいお味噌にな〜れとお祈りをして、毎日味噌造りを繰り返していきます。
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