農業大学校の郊外研修

みなさん、こんにちは チカです。
突然ですが、「新潟県農業大学校」をご存知ですか?
農業大学校は、旧巻町、今は新潟市内にある、農業を学ぶための学校です。
稲作経営科、園芸経営科、畜産経営科の学科(2年)と、さらに研究科(2年)があります。
(1)近代的な農業経営を担当するにふさわしい農業後継者及び農村地域の指導者を養成する。
(2)農業従事者、農業指導者等に必要な研修を行う。
ことを目的に、稲作経営科は40人程度、園芸経営科は30人程度、畜産経営科は10人程度、研究科は10人程度を定員として、日々農業を学んでいるそうです。
実はヒロトもこの学校の「稲作経営科」の卒業生なんですよ。
そのせいなのかわかりませんが、稲作経営科2年生の郊外研修をお願い出来ないか、とのお話が舞い込んできました。
日時は6月20日の午前10時30分から11時30分まで。
あいにく、社長は都合により不在でしたが、ヒロトがいますので、お受けすることになりました。
時間ぴったりに学生21名と、引率の先生2名を乗せた農業大学校のバスが到着。
事務所と加工場の建物の2階に上がってもらい、ヒロトが説明を始めます。
説明
まずは会社の経営概要、いつからどういう農業をしてきたのか。
有機JAS認定米、特別栽培米の農法や、合鴨農法や布マルチも話しました。
稲作のほかに加工品として、自家産大豆を使った味噌などについて、加工部門責任者として節子ママの説明を交えつつ、話しました。
先生からも質問が飛びます。
先生からも質問
学生さんからの質問で一番面白かったのが、「稼ぎはいくらくらいですか」
まぁ確かにこれから就農する身として、専業農家の稼ぎを知りたいですよね。
ヒロトと節子ママは顔を見合わせて「いいの?」などとアイコンタクト。
まあ、隠すことじゃない、でも若干濁しつつ、正直に・・・。
その答えを聞いた学生さんが、メモした言葉がまた面白くて。
すみません、ここでは言えませんけどっ。
次は、合鴨田と布マルチ田を見てもらうことに。
合鴨田
鴨たちは少し離れたところで、団体で草を食べている最中でした。
学生さんも鴨には興味深々のようで、デジカメを向けていましたね。
次は布マルチ。盛んにデジカメを向けて、しゃがんで観察していました。
布マルチ
布マルチ
合鴨はともかく、布マルチは珍しいですよね。先生も興味深々で、質問を飛ばす飛ばす。
色々説明していたところで、時間もほどよいところに。
学生さんたちはバスに乗り込み、帰っていきました。
ヒロト・節子ママ・私の3人でお見送りをして、郊外研修の受け入れは無事終了しました。
終了
いつもは視察や見学受け入れなども、社長が中心でしたから、ヒロトも気をつかったようです。
学生さんも先生も、お疲れさまでした。良いレポート書いてくださいね。
そうそう、学生さんよりも、紫外線大敵で対策ばっちりのヒロトの方が、顔の色が白かったのです。普通、逆じゃないの~。