ようこそ!農作業体験!

こんにちは、チカです。今日は嬉しい話題です。
6月に入ってすぐのある日、弊社へ一本の電話がかかってきました。
「農業体験をさせてもらいたいんですが・・・」
近々新潟へご旅行で来られるそうで、その折に農業を体験したいとのこと。
ブログに載っている合鴨のヒナも見てみたいし、是非にというお話でした。
思いも寄らぬお話に我々も嬉しくなり、お受けすることにしました。
田植えは99.9%終わっていましたが、ほんの一部分だけまだ植えていなかった田んぼがあるので、そこに手で田植えをしていただくことにしました。
あとは、畑なら仕事がありますが、と提案すると、「やります!」とのお返事。
で、4日の午後、農作業体験希望のお客様お二人がいらっしゃいました!
ようこそ、農業生産法人 有限会社 内山農産へ!\(^-^)/
自己紹介のあと、合鴨のヒナの飼育場を見学しました。
生後10日のピヨピヨふわふわのヒナに、お二人とも「かわいい(^-^)」。
水田靴に履き替えて、さっそく田植え体験に出かけましょう。
カメラマン兼取材員として私も同行(^-^)v
向かった田んぼは、今年基盤整備をした圃場(ほじょう)です。
水口(田に水を入れるバルブ)の再工事が必要な田が一枚だけあり、工事が終わるまで、その水口周辺だけ苗を植えられなかったのです。
苗を手に取り、「2〜3本ずつ苗をちぎって植えてくださいね」
苗
と説明したあと、即実践です!恐る恐る苗を植えるお二人。
恐る恐る苗を植える
すいません、こんな隅っこにしか田植えが出来るところが残っていなくて!
節子ママは、水田をじゃんじゃか進んで、目に付いたところにぱぱぱと補植。
補植
田植え後は、内山農産の田んぼを一通り見て回ることにしました。
「ここらへんの田んぼには、マムシが出るんですよ※」とか、
「ここやあっこの神社でいつも休憩してます」とか、
「JASの圃場には、JAS対応の鶏ふんを撒いてます」とか、
「あぜ塗りが」とか、「さっきの苗とぜんぜん違うでしょう」とか、
「こことそことあっこがうちの田んぼ」とか、
車で移動しながら、たくさん説明しつつ見て回りました。
お二人からもバンバン質問をいただいて。私は、節子ママの説明に出てくる専門用語の解説をしました。
※田んぼ脇に流れる用水路の水は山からくるのですが、その山でマムシが水の中に落ち、そのまま流されてくるんです。
いったん自宅に戻って、いざ節子ママの砦、畑へと出発しました。
お二人に体験していただく仕事は、大豆「十五夜豆」の種まきです。
手すきで穴を掘り、十五夜豆を蒔いて土をかぶせ、上から土をぎゅと踏む。
十五夜豆
土を踏むのは、ハトなどに蒔いた豆を食べられないようにするためです。
時折聞こえる車の音以外、静かな畑。キジの高らかな鳴き声が、「ケーン」。
「あ、あそこにいますよ」と私が指すと、嬉しそうなお顔をされていました。
静かな畑キジ
1時間くらい大豆の種まきをして、それから、内山家のナス・カボチャ・ジャガイモの畑を見ました。
「ここはね、昔おじいちゃんとおばあちゃんが、鶏ふんやおがくずをどっさり入れたから、ベト(=土)がさらさらでとっても良いんだわ。堆肥は大事だよ」
内山家のナス・カボチャ・ジャガイモの畑
薄紫色の花が咲いたジャガイモ、あとひと月ほどで収穫を迎えます。
薄紫色の花
ゴロ押し(機械除草)中の社長たちのところへ行って、こびりにしましょう!
あぜ道脇の道路にシートを広げて、お茶の準備。
自家製梅干を入れたコシヒカリのおにぎりに、キュウリの漬け物とお菓子。
コシヒカリのおにぎり
シンプルなおにぎりですが、これがべらぼうに美味い!
疲れた体にはこれが最高のご馳走。私もちゃっかりご相伴に・・・。
お二人とはいろいろお話をさせていただきました。
「なぜ農業体験を?」と聞くと、「将来、農業をやりたい」のだそうです!
お米も栽培したいし、畑ではナスなどのメジャーな野菜から、ブルーベリーなども栽培したいそうで、こちらも心が熱くなりました。
社長もそんなお二人に熱くなり、いろんなお話をさせていただきました。
豊かな土が我々を助けてくれる、豊かな土を作ることが大事、と熱心に。
豊かな土がを作ることが一番大事
チカの質問 「そもそも、どうやって内山農産を知ったのですか?」
お二人のお答え 「Google マップで"新潟 有機栽培"と検索したんです」
Google マップに対策を施していて良かったー!\(T_T)/!
今確かめてみたら、約799件中、16番目でした。(6月5日午後16時時点)
農家ではない事業所もひっかかっていますから、まずまずでしょうか。
ちなみに、"上越市 有機栽培"だと1番、"上越市 農家"だと2番です(^-^)v
和やかに話をしていると、おじいちゃんとピースが散歩にやってきました。
おじいちゃんとピース
最後、事務所からレオさんとtakaさんも出てきて、お別れのご挨拶。
「今度はぜひ、稲刈りのときにお手伝いに来てくださいね」
お疲れ様でした!手を振ってお別れ・・・。
ああ、なんだか心があたたかいですね(^-^)
楽しんでいただけたのなら、嬉しいです。ありがとうございました。
農業の未来は明るいのか暗いのか、いずれにせよ、関心を持ってくださる若い方がいる限り、農業は不滅かな?
全国の農業者の皆さん、がんばりましょうね!(^-^)
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 【農業生産法人 (有)内山農産】