光るたましい はじけるいのち

こんにちは、チカです。
先日、上越市本町大島画廊の隣、雅房眞泉(がぼうしんせん)にて開催中の、「赤瀬ミフサ展 ~イノチノヒカリ~」に行ってきました。
赤瀬 史林(ミフサ)さんは、1981年生まれの陶芸家。
展覧会の案内を見て、その色彩の鮮やかさと力強さに惹かれ、足を運んでみました。
代表作の「Power Rose」(第19回日本陶芸展入賞)のように、強烈な赤の印象が強かったのですが、実際はもっと多彩な色使いで、青や金、黄色、緑のほうが印象に残りました。
絵画作品もあって、それもまた良し!赤いサイや、黄色い象が良いなあ~(^-^)
展覧会では作品を販売していまして、上記のPower Rose(直径60センチくらいの大皿)は、目玉が出そうな金額。でもまあ、このくらいするもんですよね。
じ~っくり、何度も何度も、ひとつひとつ作品を観て、決心しました。作品を購入する!と!
一番欲しい!と思ったのは、青と黄色と金の色彩にクラクラした、水仙の柄の透かし鉢。
でも自室に置くには大きいし(直径30センチくらい)、なによりさすがに高い。
ほかにいいなと思ったのは、青と金色の、蓮の柄の皿。
スタッフさんとお話しながら、迷いに迷う・・・。
 スタッフさん「この作家さんて、現代的な作風ですが、モチーフは和なんですよね。それが、我々の心をつかむんだと思います」
 チカ「そうですね~、赤が強烈な印象ですけど、青や黄色なんかが思ったよりも良いですね」
 スタッフさん「私も色々なものを見てきましたが、こんなに惹かれる作家さんは初めてなんですよ」
 チカ「すごい良いですよね。この青と金色なんか、とても素敵ですよ」
こんな感じで云々・・・。
芸術って、チャンスを逃すと二度とお目にかかれないってこと多いですから。
スタッフさんも「大きい買い物ですけど、一生の宝物ですよ」「お金の問題じゃありません」と。
たしかにそのとおり!一生の宝物!お金じゃないんですよ~!でもお金なんですよ~(T_T)
加藤先生のおっしゃる、「極道」という言葉が脳裏をよぎる(笑)。極める道と書いて極道。
結局購入したのは、最初に買おうと思った、緑と黄色と銀色の、竹の柄の小鉢。
両手に収まる小ぶりなサイズなので、自室に置けます。
水仙のすかし鉢と、蓮の皿はあきらめ、でも気分よくお買い物をして、会場を後にしました。
店を出るとき、スタッフさんに「5月6日までやっておりますので、またのお越しをお待ちしております」と言われた(笑)。そんなぁ
~。グラグラするじゃないですか!
みなさんも、お時間がありましたら、生命力溢れる赤瀬ミフサの作品を見てみてください。
私が諦めた、すかし鉢と皿もまだあるかもしれません(笑)。
さて、雅房眞泉をあとにし、たびのそら屋に寄りました。
甘いものを食べて一息つきたいこともあったのですが、何より小鉢を撮影したかった(^^;
白玉のぜんざいと、ほうじ茶のセットで、和みます。甘すぎないのが良い。
白玉のぜんざいと、ほうじ茶
店内が、オーナーのさ和さんと、もうひとり常連のお客さんと3人だけになり、「ちょっと撮影させてください」と切り出して・・・。
赤瀬ミフサ作 竹の小鉢
赤瀬ミフサ作 竹の小鉢
・・・水仙のすかし鉢をあきらめきれない(^^; 欲深いなあ。