頸城区の坂口記念館

こんにちは。
お米 通販の新潟コシヒカリ農家「内山農産」のスタッフ、チカです。

先日所用で市内の頸城区へ行きました。
時間があったので、少し足を伸ばして、坂口記念館へ行ってみました。

坂口記念館とは、ウィキペディアによると、

坂口記念館(さかぐちきねんかん)は、新潟県上越市頸城区にある、日本酒に関する展示施設。
正式名称は「香り高き楽縫庵と酒づくりの里 坂口記念館」。
近代の酒作りに貢献した微生物学者・農学博士坂口謹一郎の業績を主に、頸城地方の酒作りについて紹介するための施設である。

坂口謹一郎博士は、どういう人物であったかと言うと、

坂口謹一郎博士は上越市出身で、「応用微生物学」の世界的権威として知られています。
博士の研究の対象であった「微生物」とは、目では観察することのできない菌類や酵母・カビなどの小さな生物のことで、これらがかかわって「発酵」が促され、私たちの食生活に欠くことのできない味噌や醤油、日本酒などができあがります。
博士はこの工程を科学的に解明し、その研究成果から、調味料の大量生産等、今日の醗酵工業発展の扉を開いたといわれています。

酒杜り館(さかもりかん)の展示室には酒造りに使う大小様々な道具が展示されていました。
石が繋がれた大きな丸太の道具は、もろみを搾るための道具。
展示室

坂口博士が考案した振蕩フラスコ。
フラスコ

最奥のスペースには新潟の地酒が勢ぞろい。
坂口記念館では各種地酒の試飲もできます。(有料だったはず)
新潟の地酒

ここでデジカメのバッテリー切れ!次の写真は携帯電話のカメラで撮影しました・・・。

大きな大きな、日本酒を仕込む樽。
樽
今でこそ大きな酒造メーカーは近代的な設備で造っているんでしょうが、昔はこのような道具しかなかったんでしょうね。

微生物の働きで発酵が促され、発酵食品が出来上がる工程を科学的に解明した坂口博士。
今私たちが口にしている味噌や醤油、日本酒も、博士の研究成果により、さらに発展してきたのだと思うと、その功績は計り知れませんね。

発酵食品バンザイ!です。