かも通信(合鴨農法)2015 その10
こんにちは。
お米 通販の新潟コシヒカリ農家「内山農産」のスタッフ、チカです。
有機栽培米の「合鴨コシヒカリ」の田んぼに合鴨(アイガモ)を入れてから、一週間以上が経過しました。
アイガモたちはこの田んぼのどこにいるのでしょう…?
ぐるりと田んぼを一周して、注意深く観察すると…居ました!
稲の間からチラチラ姿が見えます。
しかしシャッターの音に驚いたのか、バシャバシャバシャーッと激しい水音を立てて、泳いでいってしまいました。
遠く離れてから、リーダーでしょうか、一羽が首を伸ばして、こちらを伺っています。
後を追うと、私を気にしつつも、田んぼの奥の方へ進んでいきました。
そのまま小屋の中に入るのかなと思ったら…。
小屋の中に入らず、近づいても逃げずに、私をじっと見上げています。
むしろ近寄ってきます。
これはもしかして、エサを期待している?
帽子と長靴姿だったので、私のことをエサをくれる人と勘違いしたのでしょうか。
ごめんね、私はエサをあげる人じゃないんです…。
内山農産に来たころは、手のひらサイズでふわふわコロコロの体でしたが、まだふわふわしているものの、すっかり細長く大きくなって、大人の羽も生え始めています。
一羽一羽、くちばしや羽の色や模様が違っていて、個性があります。
じっと私を見つめる合鴨たちでしたが、私がエサをくれないと諦めたのか、水面に頭をつっこんで、雑草などの食べ物を探し始めました。
ズボッ
田んぼをスイスイと泳いで水をかき回し、水面下に生える雑草を食べて、思い思いに働いています(合鴨農法)。
大きく生長してしまった雑草は食べられないんですが、芽が小さいうちは食べてくれて、田んぼの中は綺麗になっています。
合鴨農法、順調です!