自家産のこんにゃく芋

こんにちは。
お米 通販の新潟コシヒカリ農家「内山農産」のスタッフ、チカです。
先日の夕方、節子ママがこんにゃく芋を水洗いしていました。
節子ママは、畑でこんにゃく芋を栽培しています。
こんにゃく芋
こんにゃく芋は、3年かけて栽培する、非常に手間がかかる作物です。
1年目は、5月末に小さい種芋を植えて、11月に掘り出します。
収穫した芋は、発泡スチロール箱に保存します。
2年目は、保存しておいた芋を5月に植え、11月に掘り出し、また同じように保存します。
最後の3年目、もう一度5月に植えて、11月に掘り出して、ようやく加工して食べられます。
煮たり焼いたりお刺身で食べたり、コンニャクはとっても美味しいですよね。
ですが、原材料の生のこんにゃく芋は、非常にグロテスク。
生のこんにゃく芋
植物としてのこんにゃくは、英語で「elephant foot」あるいは「devil’s tongue」と言うそうです。
象の足に、悪魔の舌…!!
仰天な見た目と英語名のこんにゃく芋、このままで食べてもまったく美味しくありません。
手間がかかりますが、加工して「コンニャク」にして食べてあげましょう。
3年かけて栽培しますと、どんどん数が増えていきます。
一度にすべての芋を加工するのは大変なので、冷凍保存しておけば、いつでも好きな時にこんにゃくを作れます。
茹でるか蒸かすかして(完全に火が通りきらないように軽く)、小さくカットし500gごとにビニール袋に入れて冷凍すると、後で作りやすいです。
こんにゃくの作り方の詳細は、過去のブログ記事(「コンニャクを練り上げる」「コンニャクを茹でる」)をご覧いただきまして…。
節子ママは、ただ今コンニャク製造中。
コンニャク製造中
よく練って弾力のある、舌触りのよいコンニャクを作ります。
コンニャク
こうして作ったコンニャクは、明朝あるるん畑へ納品して販売します。
ちなみに、節子ママの作ったコンニャクは、お刺身(刺身コンニャク)で食べるのをオススメしております♪
節子ママはシンプルに何も入れずに作りますが、すりごまを入れたり、青海苔を入れたりして作ると、より楽しめますね。
こんにゃく芋もご要望いただければ、遠方へも発送いたしますので(在庫があればですが)、ご興味がある方はぜひお問い合わせください♪