上越市小泉のサイノカミ
こんにちは。
お米 通販の新潟コシヒカリ農家「内山農産」のスタッフ、チカです。
小正月の民俗行事「サイノカミ」をご存知でしょうか。
ワラや竹を円錐形に組み、それを燃やして豊作や無病息災を祈る行事のことです。
全国のほかの地域では、「どんど焼き」とか「左義長」などとも言うそうですね(^-^)。
上越市小泉では、1月13日にサイノカミを行ないました。
私は休みでしたので、社長とヒロトに写真撮影をお願いしました。
小泉では、子ども会が中心となってサイノカミを行なっています。
子供たちが各家庭を回って、竹とワラを集めるのです。
後でお礼にお菓子をプレゼントするんですよ♪
子供たちが集めてくれた竹とワラで、大人がやぐら(サイノカミ)を組みます。
やぐらに正月のお飾りや前年の御札などをくくりつけて準備完了。
点火時間が迫ると、住民が集まってきます。
午後3時、集落の年男がサイノカミに点火!
今年は、小泉で最高齢の内山家のおじいちゃん(今年88歳)も火をつけました。
ゴウゴウを燃えるサイノカミの火。
今年は雪や雨に降られなかったので、ワラが乾燥していて、火の回りが早かったそうです。
火の勢いがあるので近寄らず、少し離れたところから見守ります。
もちろん社長と節子ママも参加していますよ!
サイノカミの火が治まったところで、家から持参したスルメとお餅を炙って焼いて食べます。
サイノカミの火で焼いて食べることで、無病息災を祈るのです。
ちなみに二人の後ろにいる、青い帽子と服装の青年たちは、小泉消防団のメンバー。
火を扱いますので、必ず立ち会い、火がきちんと消えるまで、翌日まで面倒を見てくれます。
ヒロトも消防団の一員で、この写真を撮影したのも、青い帽子を被ったヒロトです(笑
火が少しずつ治まってきました。
小泉集落の住民は、お神酒をいただきながら談笑。
今年一年の豊作と無病息災を祈って、サイノカミが終わりました。
明日はわたくしチカが住んでいる、上越市高田地区でのサイノカミをお伝えします。