お正月用のオケソク作り

こんにちは。
お米 通販の新潟コシヒカリ農家「内山農産」のスタッフ、チカです。

本日は内山農産の仕事納めです。皆様もお疲れ様でございました。
今年は以下の日程で、年末年始のお休みを頂戴いたします。

 ●休業期間:2011年12月30日(金)~2012年1月4日(水)

仕事始めは1月5日からとなります。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨日28日のこと。
内山家のおじいちゃんとおばあちゃんがオケソクを作りました。
オケソクとは鏡餅(お供え餅)のことです。

内山家では、毎年12月28日にオケソクを作ります。
29日じゃだめなの?って思いますが、29日に搗く餅は「くんち餅」といって「二重苦」という意味があるそうで、絶対に餅つきはしないと昔から決められているそうです。

搗きたてのお餅を餅板に広げて、適当な大きさに捻り切って丸めていきます。
搗きたてのお餅

左手で餅をつかみ、右手で捻り切る。おばあちゃんの熟練の技です。
おばあちゃんの熟練の技

おばあちゃんが捻り切ったお餅を、おじいちゃんが掌で丸めて並べていきます。
おじいちゃん掌で丸めて並べていきます

オケソクを作り終えました。このまま一晩乾燥させて完成です。
オケソク

内山家分の他に、従業員のオケソクも作ってくれました。
チカ家は、仏壇用の小2個、神棚と天神さん用の中2個の計4個を作ってもらいました。
今日持ち帰ります。

手作りオケソクは、市販の真空パック詰めの鏡餅と違い、鏡開きの頃にはカビが生え放題。
でも餅にカビが生えるのは当たり前のこと。鏡餅くらい自然のままでね(^-^)
もちろん、お客様に販売するお餅は、専用の加工室で専務と常務がビシッとやってます。

内山家の敷地の一角に、小泉集落の馬頭観音堂があります。
馬頭観音様

さっそくおばあちゃんは、馬頭観音様にオケソクをお供えしていました。
馬頭観音様にオケソクをお供え

今日のこの記事で、ブログは今年の分を終いにさせていただく予定です。
本年はひとかたならぬご愛顧にあずかり、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様、良いお年を!