今、剣道がアツイ?

こんにちは、チカです。
私は、知る人ぞ知る、大のミステリィ小説(本格推理小説)好きなのですが、違うジャンルの小説もちらほら読みます。
先月のある日、私は行きつけの本屋、蔦屋書店上越インター店を物色していると、ある本が目に留まりました。
本を手にとって、表紙をじっと見、裏返して帯を読む・・・開いてパラパラ。
即決で購入、自宅の本棚の仲間に入れてあげることにしました。
買った本は、誉田哲也の『武士道シックスティーン』『武士道セブンティーン』
誉田哲也の『武士道シックスティーン』と『武士道セブンティーン』
表紙のイラストが良い、装丁デザインが良い、紙の質が良い(マニアック)、そして帯の文句に心引かれたことが決め手です。
帯の文句に心引かれた
武士道が注目されている今の時代、この小説では武士道というものがどんなふうに描かれているのか、とても興味がわきました。
舞台はとある高校の女子剣道部。
宮本武蔵を敬愛し兵法を学び、剣道一筋、全国トップレベルの香織と、ひょんなことから日本舞踊から剣道に転身した早苗、ふたりの女の子の物語です。
物語は坂道を転げ落ちるように進みます!
彼女たちの苦しみ・悲しみ・喜び・情熱が文章からあふれ出てきて、私も一緒になって苦しみ、涙し、喜び、熱い思いを分かちあいました。
青春の感じ方って人それぞれですが、真っ直ぐな青春小説だと思いました。
様々な醜い感情も描かれているのですが、それもまた青春!
久しぶりです、こんな気持ちを味わった小説は。
金城一紀『レヴォリューションNO.3』以来かもしれません。
本当に、文句なしに面白かった!
この小説、映画化したらすっごく面白くなると思うんですが・・・。
僅かな期待を抱きつつ、小説の続きも読みたいな〜と思う今日この頃です。
シックスティーン、セブンティーンときたら、次はエイティーンでしょうか?非常に楽しみです。
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