Waterfall ハルカナル アオイヒカリの世界

こんにちは、チカです。
サンデープロジェクト放送日の20日のこと、私は上越を飛び出し、横浜と東京へ行ってきました。
早朝起床し、快速妙高2号に乗って、長野駅へ。
長電バスの高速バスに乗り、11時過ぎ池袋駅の前に到着。
JR山手線と東急東横線を乗り継いで、12時頃には横浜駅に着きました。
横浜高島屋で開催された、「千住 博展」−ハルカナル アオイヒカリ− を観てきました。
「千住 博展」−ハルカナル アオイヒカリ−
千住 博(せんじゅ ひろし)は、東京芸大大学院を卒業後、個展・グループ展で作品を発表しつづけている日本画家であり、現在は、京都造形芸術大学(京造)の学長も就任。
(京造は一般一次で受験しました。が、落ちました(^^;)
心底惚れている作家なのですが、作品を生で観るのはこれがはじめて。
会場前でチケットを購入しようとしていたら、後ろから突然、「招待券持ってるんだけど、よかったら一緒に入らない?」と声をかけられます。
「ええっ、いいんですか?」「いいわよ〜、貰ったチケットだしもったいないし」
一緒に会場に入らせもらい、お礼を申し上げて別れました。
心優しい方、本当にありがとうございましたっ!
会場内、暗闇に青白く光るウォーターフォール(滝)。
蛍光塗料で描かれた絵を、ブラックライトを当てて光らせているそうです。
 青白く光るソレは、神秘的で、祈りを捧げたくなる、何かを超越しているかのような存在。
 天空から落ちてくる水流、水面と出会い、空間に舞う飛沫。
 あまりの美しさに、感動でじわりと涙が出てくる。
 ここに存在するものは、マイナスイオンがどうとか、涼しげだとか、もはやそういう存在ではない。
 別次元の、今わたしが生きている世界のものではないような、そんな感じ。
 "音"を感じない、滝でした。わたしにはそう感じられました。
 水飛沫ひとつぶひとつぶがキラキラと輝き、世界が静止しているような・・・・。
会場に飾られていた作品は、大小あわせて13枚くらいだったと思います。
1時間くらいかけて会場内を観て回り、特に気に入った作品は、20分くらい味わいました。
とっても良かった。この一枚のためだけに、横浜まで来た甲斐があったというものです。
ただ言うならば、もっと天井が高く空間が広い会場の方が、スケールを味わえたのではないか、と。
会場に流れるBGMは、ピンと張った、もっと静寂なものが良かったのではないか、と。
あああ〜生き返る〜、命の洗濯をしました(普段そんなに汚れているのか^^;)。
後ろ髪を引かれつつ、会場を出るとそこはグッズ売り場。
ポストカードや画集などが売られていて、千住が描いた絵本「星のふる夜に」もありました。
星のふる夜に
星空の美しさ、木々の静寂が魅力的でした。
高島屋内のレストランでご飯を食べて、東急東横線で東京へ戻ります。
新宿で映画を1本観て、池袋へ。買い物して、ご飯を食べて、高速バス乗り場近くのマクドへ入店。
石持 浅海の「アイルランドの薔薇」を完読し、続けて、現地調達した岡嶋二人の「クラインの壺」を読んでバスを待つ・・・。帰りは頚城バスの夜行で、一路高田へと。
暑い暑い横浜で、激しく静かなアオイヒカリの世界へのダイブは最高でした!
次は、8月23日から東京都写真美術館で開催される「液晶絵画 STILL/MOTION」で、千住博の作品を観ます。ビル・ヴィオラや、やなぎみわも出品しますし、楽しみです^-^
★『稔りの田から食卓へ』おいしい有機栽培米コシヒカリをお届けいたします 【(有)内山農産】