サイノカミ
こんにちは。
お米 通販の新潟コシヒカリ農家「内山農産」のスタッフ、チカです。
1月12日の日曜日、小泉集落で「サイノカミ」が行なわれました。
「サイノカミ」とは、小正月の民俗行事で、ワラや竹を円錐形に組み、それを燃やして豊作や無病息災を祈る行事です。
「どんど焼き」や、他県では「左義長」と言うところもあるそうですね。
子供たちが各家庭を回って集めた竹とワラを使い、大人がやぐら(サイノカミ)を組みます。
やぐらに正月のお飾りや前年の御札などをくくりつけて準備完了。
上の写真の左端に、小泉消防団の消防車がスタンバイしていますね。
消防団員のヒロトも、今年もこの場で待機していたそうです。
点火時間が近づき、小泉の住民が集まってきました。
午後3時、集落の年男の2人がサイノカミに点火します!
サイノカミから煙がもうもうと立ちのぼります。
近寄ると熱いので、少し離れてサイノカミが燃えるのを見守ります。
家から持参したスルメとお餅を、この日で炙って焼いて食べます。
サイノカミの火で焼いて食べることで、無病息災を祈るのです。
火の勢いが凄いですね!
サイノカミの火に当たりながら、皆でお神酒をいただきます。
完全に火が消えたら後始末をします。
今年の豊作と無病息災を祈って、サイノカミが終わりました。