苗出し

こんにちは。
お米 通販の新潟コシヒカリ農家「内山農産」のスタッフ、チカです。
おとといは朝から、2回目の苗出し作業を行ないました。
(既に1回目の苗出しは終わっています)
すじまきをした育苗箱を育苗機に入れてから数日が経過。
育苗機から出し、ふた代わりの育苗箱を取ると…綺麗に発芽苗が出揃っていました。
発芽苗は、稲の赤ちゃんです。
これが美味しいお米になってくれます。
発芽苗
土の下からすくすくと伸び、白い発芽苗がニョキニョキッ!
このまま木製パレットごと軽トラの荷台に積んで、苗代へ運びます。
発芽苗
苗出しとは、この白くて短い苗を、苗代(苗を育てるところ)に並べる作業のことです。
田植えが出来るような状態にまで育てていきます。
育苗箱を、プール育苗の苗代に並べます。
苗出し
育苗箱は重いので、荷台から下ろす係、中継係、苗代に並べる係に分担します。
苗出し
まっすぐ並べているつもりでも不思議と曲がってしまうので、隙間を開けて調整して。
苗出し
大きく曲がったまま並べていってしまうと、発芽苗の上にシートを被せる時に面倒なことになるので、ガイドの紐に沿って、きっちりと並べます。
だいたい節子ママが、ガイド沿いの右端の列を並べていますね。
苗出し
苗代の端から端まで育苗箱を並べたら、ワリフという半透明の網状のシートを被せます。
発芽苗
育苗箱をいいかげんに並べてしまうと、シートの長さが足りない、ということになったりするので、やはり育苗箱を並べる時はきっちりと。
ワリフの上に、さらにシルバーポリシートを被せます。
二つ折りの状態でロールになっているので、広げながら発芽苗を覆っていきます。
発芽苗
昨年まで使用していた白い緑化シートは、分厚くて重いのに対し、シルバーポリは薄さが5分の1、とても軽く保温性があります。
3回目の苗出しは、明日行なう予定です。