平成20年度春作業開始!

こんにちは、チカです。
今年もいよいよこの時期がやってまいりました。
平成20年度の春作業開始です!
今年は昨年より5日遅れで、3月6日からのスタートです。
晴れと曇りを繰り返した天気のなか、ヒロトと、帰省中の次男坊の2人で作業しました!
春作業第1弾は、種もみの選別と脱芒(だつぼう)です。
まず、充実度の高い、実の詰まった良い種もみだけを選別します。
未熟な種もみは、良いお米になりません。
選別には、塩水選という方法もありますが、当社はライスグレーダーという機械で選別します。
ライスグレーダー
ちなみに、塩水選は、塩水で未熟な軽い種もみを浮かせて排除する方法。
大量の塩が必要だし、水の作業は大変なので、当社はライスグレーダーを使用しています。
ライスグレーダーは、内部に「網」があり、種もみを投入すると、未熟な小さい種もみだけが網の目をすり抜け、機械下に落ちます。
ライスグレーダー網
そして、良い種もみだけが、排出口から出てきます。排出口は2つあり、切り替えられます。
良い種もみ
選別が終わったら、そのまま脱芒作業をします。
脱芒は、種もみの先端から出ている「芒(のげ)」を取り除くこと。
種もみを傷めないように、綺麗に脱芒することが健苗のポイントです。
脱芒機に種もみを投入。芒が取り除かれた種もみがジャンジャン出てきます。
脱芒機に種もみを投入芒が取り除かれた種もみ
芒は、オレンジ色の箕(み)が立てかけてある側から、吹き飛ばされて排出されています。
【脱芒前】種もみの先端から、芒が出ています。【脱芒後】芒が綺麗に取り除かれています。
脱芒前脱芒後
今年も良いお米の収穫のために、良い種もみで健康な苗を栽培します!