こんにゃくの製造現場 その1

こんばんは、チカです。
かなり冷え込んできました。今日から曇り&雪マークの連続。用心用心。
稲作農家の内山さん家は、様々な野菜や果物を栽培しています。こんにゃく芋もそのひとつ。
こんにゃく芋の栽培は、とにかく手間がかかる!
5月末に小さい種芋を植えて、11月に収穫した芋を発泡スチロール箱に保存しておきます。
翌年5月にその芋をまた植え、収穫し、また保存して、また植えを繰り返し、3年かけて栽培するのです。
これがその成果! 節子ママの右手の小さいのが1年目と2年目、そして左手の一番大きいのが、3年目のこんにゃく芋です。
3年目は、節子ママの顔くらい大きくなります(微妙に失礼?)
1年目、2年目、3年目
ゴロゴロ獲れるので、どんどん消費しなくては! 自家製こんにゃくを作りましょう!
こんにゃくの材料は、「こんにゃく芋」と「炭酸ナトリウム(無水)」と「お湯」(笑)の3つ。
あらかじめこんにゃく芋は、よく洗って八つ切りくらいにして、箸が通るくらいまで茹でます。
荒熱をとり皮を剥き、500gずつ小分けに冷凍保存しておくと、いつでもこんにゃくを作れます!
まず冷凍しておいた芋を解凍します。時間がないのでお湯で解凍。
芋を解凍
炭酸ナトリウム(無水)を量って、ぬるま湯で溶かします。
炭酸ナトリウムは凝固材(食品添加物)。これがないと、こんにゃくはこんにゃくになりません。
炭酸ナトリウムぬるま湯で溶かす
解凍したこんにゃく芋を小さく切り、少量ずつお湯と一緒にミキサーにかけてドロドロにします。
芋の量に対して、お湯も入れる量が決まっているので、きっちり量ります。
お湯の入れる量が決まっているミキサー
右手でミキサーの蓋を押さえ、左手で鍋にあけたドロドロこんにゃくを木杓子を練る!
こんにゃくを木杓子で練る
すべてミキサーにかけたら、丹念に練ります。辛抱強く、20分かけて練りに練ります。
辛抱強く
おお!だんだんドロドロが、ブリブリになってきました。どぷんどぷんという音を立てています。
こんにゃくこんにゃく
練りだして20分。炭酸ナトリウムを入れ、さらに練ります。
直後は分裂していたのが、次第に一体となっていくのがわかります。
炭酸ナトリウム次第に一体となっていく
よし!もういいでしょう!
ここで普通は流し箱などに入れてかためるのですが、内山さん家は違います。
「玉こんにゃく」にするんです。
どうやって玉にするのかは・・・ヒントはお菓子に関係する道具。さてなんでしょう?
正解は・・・また明日(^-^)