田んぼと白鳥

こんにちは。
お米 通販の新潟コシヒカリ農家「内山農産」のスタッフ、チカです。
秋にシベリア北部を飛び立ち、北海道・東北を経由し、新潟まで飛んできた白鳥の一部は、さらに南下して、10月下旬に上越市の上吉野池に飛来します。
上吉野池を拠点にして越冬する白鳥は、朝、周囲の田んぼへ移動して餌を食べ、夕方日が沈むころになると、寝ぐらの上吉野池へ戻るという一日。
必ずしも姿を見られるわけではなく、あちこち移動をしているので、見かけると嬉しくなります。
そんな2月のある日のこと。
近くの田んぼに白鳥の群れが来ていたので、撮影してきました。
(すべての画像は、クリックすると拡大します)
上吉野池に飛来するほとんどの白鳥は、コハクチョウだそうです。70羽くらいだったかな。
白鳥の群れ
そろそろと静かに近寄りますが、そこは野生動物。
素早く察知し、スッと首を伸ばして私の動きを注視しています。
こちらを警戒するような鳴き声が聞こえてきたら、そこでストップ。
首を伸ばして
お互いを威嚇しあっているのか、羽を広げて鳴いています。
羽を広げて鳴いています
羽、シャキーン! 正面から撮りたかったです(笑)
羽
白鳥たちは田んぼで何を食べているのかと言うと、稲刈り後のひこばえ(刈った後に生える新芽)や、栄養豊富な根の部分、雑草などだそうです。
白鳥たち
群れには灰色の幼鳥も数羽いました。
体の大きさは成鳥とあまり変わらないように見えましたね。
灰色の幼鳥
3月になると少しずつ上越の地を離れていきます。
毎年白鳥が訪れるこの環境と、白鳥たちに感謝です。
白鳥たち