冬囲い

こんにちは。
お米 通販の新潟コシヒカリ農家「内山農産」のスタッフ、チカです。
じわじわと冬が忍び寄っています。
昨日の日中、お隣の妙高市の赤倉で雪が降りました。
今朝はここ上越市の平地でも、みぞれやアラレが降りました。
まだ本格的に降ることはないと思いますが、いよいよですね~。あ~さぶさぶ。
秋も深まるこの季節、ここらの人はみな、庭木に冬囲いを施します。
冬囲いとは、積雪や冷気から守るために、丸太や竹を使って庭木を囲むこと。
冬囲いをしない庭木は、雪の重みに折れることが多々あるからです。
内山さん家も、11月初めの連休に冬囲いをしました。
冬囲いに使う丸太や竹を、小屋から出します。
竹は太いものから細いものまでたくさん揃っています。
冬囲いに使う丸太や竹
おじいちゃんが見守る中、ヒロトと次男坊(背中を向けている)が協力して作業していました。
次男坊は、半ば冬囲いのために帰省したそうです。
ヒロトと次男坊
長い丸太を四本。
丸太
しっかりと荒縄で固定していきます。
荒縄で固定
高所での作業は若い者に任せ、落とした枝を拾ったり、細々と仕事をするおじいちゃん。
おじいちゃん
ふと母屋を見上げると、外壁に赤とんぼ。
赤とんぼ
私が幼少のころ、家の外壁にびっしり赤とんぼが張り付いていた光景を思い出します…。
高田の街中でも、トンボがたくさん飛んでいました。20年くらい前の話です(笑)。
おじいちゃんの大事な、高野槇の冬囲い完成!
高野槇の冬囲い
この囲いの下に、木の根元あたりに植木鉢などを置いて積雪から守ったりもしますね。
内山さん家は、すべての庭木に冬囲いをしません。
大事な庭木だけを囲って、一部の灯篭を丸太で囲んで、あとはそのままです。
ぜんぶ囲うのは大変ですから!(^^;
さて、今年はどのくらい雪が積もるでしょうか?
カマキリが高いところに巣をつくったという情報を得たので、今年も多いかもしれませんね…。