波を被って、「NAMI」を見てきた

こんばんは、チカです。
荒れ模様の今日、新潟市秋葉区の新津美術館に行ってきました。
梶井照陰(かじい しょういん)の個展「NAMI」を見るためです。
梶井照陰は、佐渡島の観音寺(真言宗)で僧侶をする傍ら、写真家として活動しています。
梶井氏の写真を初めて見たのは、氏の写真集「NAMI」
梶井照陰写真集「NAMI」
その強烈な世界に惹きこまれ、2006年に東京開催の「NAMI 梶井照陰写真展」にも行きました。
NAMI 梶井照陰写真展
本当は今週末は東京行きを計画していましたが、この天気で行く気が失せまして(^^;
急遽、来週日曜に行く予定だったけど、前倒しで行っちまえ!と、思い立ったら吉日!
しかし、日本海側は大荒れなので、電車がダイヤどおりに動かず・・・。
乗るつもりの北越3号が、富山の泊駅付近で高波のため運転見合わせ。
しょうがなく、長岡行きの普通列車に飛び乗ります。
日本海を見て、おお、荒れているなあ~(−o−)とカメラを構えていると・・・
日本海
突然荒波が電車を襲いました!
荒波
荒波
荒波
笠島駅手前だったと思いますが、線路すぐ脇に海があり、モロに波を被ったようです。
迫力満点。やはり冬の日本海ですね。
これから梶井氏の「NAMI」を見るのにぴったりな、荒れ荒れ日本海でした。
そんなこんなで、新津美術館到着。
新津美術館Syoin Kajii / NAMI
梶井照陰、やっぱり良かった。
もう、「波といったら、梶井照陰しかいない」と言い切ってもいいくらい、強烈でした。
(滝なら「千住博」。蓮なら、「内山木年」)
波のしぶきが(陳腐な表現で恐縮ですが)生きているかのよう。
激しくて、美しくて、神秘的で、むちゃくちゃ刺激的でした・・・。
展示の仕方も、あたらしいのがあってよかった。
写真集だけでは物足りないので、本気で、梶井氏の写真が欲しいです。
部屋に飾り、毎日眺めていたい。そういう作品って、滅多にないですから。
良いものを触れる。昔からの楽しみのひとつです^-^