かも通信(合鴨農法)2011 最終回

こんにちは。
お米 通販の新潟コシヒカリ農家「内山農産」のスタッフ、チカです。

突然ですが、今年度の「かも通信」は今回で最終回を迎えました。
もう少し田んぼで働いてもらうはずでしたが、急遽お役御免となり、残りの余生を過ごすため、今朝他の農家さんへもらわれていきました!

アイガモ農法というのは基本、毎年アイガモを更新します。
虫や雑草を食べてもらって働いてもらいますが、その役目が終わったらどうするのか。
カモを引き取ってくださった農家さんは、弊社と同じ米農家で、アイガモ農法をされています。
お役御免となったカモたちは、そのまま育てて丸々と太らせ、晩秋以降にお肉になります。
弊社のカモも同じように立派に成長した後は、私達のお腹のなかに入るわけです。
事前にわかっていればよかったんですが、なんせこちらと先方の都合により、急遽今朝連絡をもらって、運んだそうです。

そんなわけで、私の代わりに、精米担当のTAKAが写真を撮ってくれていました。
合鴨22羽の最後の瞬間、どうぞご覧下さい。

おはようカモちゃん!さぁこれからお出かけだよ!
おはようカモちゃん!

入り口の金網をはずして・・・さぁ2回目のお引っ越しだ!
2回目のお引っ越し

怖くないよ!サッと両手に摑まえます。
両手に摑まえます

少しの間ダンボールの中でおとなしくしていてね!
ダンボールの中

これからボクたちどうなっちゃうの?不安そうなカモちゃんたち。
不安そうなカモちゃんたち

カモが入った箱を軽トラに積み、上空からカラスなどにやられないようネットをかぶせて。
ネットをかぶせて

さようならカモちゃん!新しいお家ではたくさん食べて大きくなるんだよ!
さようならカモちゃん

人間は他の命をいただいて自分達の生命を維持しています。
ヒナの頃から面倒をみて可愛がっていたカモちゃんもその連鎖からは逃れられません。
カモちゃんありがとう、と別れを噛み締めて、また米作りに励んでいきます!