江たて(溝切り)
こんにちは。
お米 通販の新潟コシヒカリ農家「内山農産」のスタッフ、チカです。
かも通信を先にお伝えしたため、順番が逆になってしまいましたが…。
先月下旬、江たて(溝切り)をしました。
江たてとは、専用の農機を使い、水田に何本も深い溝を作ることです。
「中干し(なかぼし)」のために、田んぼに溝を作ります。
中干しとは、田んぼの土を乾かすことで、稲の根が土中深く張り、丈夫になります。
溝があると、スムーズに排水することが出来るのです。
中干しの後は、水を入れたり、乾かしたりを繰り返し(「間断灌水(かんだんかんすい)」と言う)、幼穂(穂の赤ちゃん)の形成を活発化させます。
間断灌水は出穂直前まで行ない、日数は田んぼを見つつ、これまでの経験から決めます。
江たての相棒、乗用式水田溝切り機「田面ライダーV3」。
田面ライダーに跨り、溝を切る場所を数えて…。
田面ライダーGO!GO!GO! クラッチの無いバイクと同じです。
田面ライダーなどの溝切り機に跨る人を、あちこちの田んぼで見かけられると思います。
あれは排水用の溝を作っているのです。
切った溝と溝を手直しして、すべてを排水口へと繋げます。
江たて(溝切り)完了!
現在は田んぼから水を抜いて、中干しに入っています。